どうせお金を借りるなら、できるだけ金利は低く抑えたいですよね。
お金を借りるには銀行、消費者金融、信販会社のどれかを利用するのが一般的です。 中でも最も金利が低いのが銀行です。 消費者金融や信販会社の金利はだいたい15.0%から18.0%ほどですが、銀行であれば14.5%程度で借りられるケースが多くなっています。
また、銀行のローン商品の中でも自動車ローンや住宅ローン、教育ローンのように借りたお金の利用用途が限定されるローンは、カードローンや多目的ローンのようなフリーローンと比べて金利が低く設定されています。 これは利用用途が明確になっているため計画的な借り入れが可能で、返済不能になるリスクが軽減されるためです。
たとえば住宅ローンであれば、年齢や年収、健康状態など一定の条件をクリアすれば3.0%~5.0%というかなりの低金利でお金を借りることができます。 ただし、カードローンやフリーローンと比べて申し込みに必要な書類が多く、審査が厳しいというデメリットもあります。
それでも利用目的に合った専用のローンが用意されているのであればそれを利用するのが断然お得でしょう。
学資保険や生命保険など、貯蓄積み立てタイプの保険契約をしている際には契約者貸付という制度を利用できる場合があります。
これは保険の解約返戻金を担保としてその90%程度までの金額を借りることができる仕組みで、保険の契約者のみが利用することができます。 金利は保険の予定利率に1.0%程度上乗せしたもので、だいたい2.75%~3.0%の非常に低い金利となっています。
借り入れは保険の契約に基づいて行われるため審査もなく、返済方法もいくつかある方法の中から自分に合った方法を選ぶことができます。 ただし返済不能になれば保険契約は失効してしまいます。
また、この制度が利用できるかどうかは保険会社によって異なりますので、気になる方は保険会社に確認してみるといいでしょう。