ブラックリストというと、返済の遅延や延滞があったり自己破産をしたり、金融機関との取引で何らかの問題があった場合に登録されるものだというイメージがあるのではないでしょうか?
しかし、30歳を超えてクレジットカードを持ったことが無く、お金を借りたことがなくてもブラックリストと同じ扱いになってしまうのです。 これをスーパーホワイトといいます。
銀行や消費者金融といった金融機関では、ローンの申し込みがあったときにその人に返済能力があるか、信用できる相手なのかどうかを信用情報機関の情報から審査します。 信用情報機関には、これまでにローンや借り入れをした際の取引の情報が登録されています。
これをクレジットヒストリー(クレヒス)といいます。 審査ではクレヒスを確認することできちんと返済が行われているか、遅延や延滞など金融事故を起こしたことはないかを知ることができるのです。
しかしスーパーホワイトはこのクレヒスが白紙なので、金融機関は申込者の信用度合いを判断することができません。 多くの場合、審査は機械によって自動で行われます。 自動審査ではクレヒスが白紙だと有無を言わさず審査落ちさせてしまうのです。
スーパーホワイトの状態ではお金を借りるのは難しいでしょう。
カードローンを利用するには、まずはクレヒスを積む必要があります。 とはいってもスーパーホワイトではクレジットカードを作ることも難しくなります。
そこで取れる方法の一つが携帯電話端末の分割払いです。 この場合はクレジットカードが必要なく、しっかりとクレヒスを積むこともできます。
端末の分割払いで半年以上クレヒスを積む事ができたら、次に比較的審査の通りやすい大型スーパーや大手消費者金融のクレジットカードを作ります。 ここでもできれば半年ほどクレヒスを積み、そしてやっと本命のカードローンに申し込むのです。
ここでもできれば、給与振込み口座のある銀行で申し込むのがいいでしょう。