さまざまなメリットのある銀行系カードローンですが、反面デメリットも存在します。
最も大きなデメリットは、審査が厳しいということです。 銀行は消費者金融や信販会社に比べて低金利でお金を借りられる分、契約時の審査が厳しくなっています。
ブラックリストになっていないのはもちろんのこと、現在の他社からの借り入れ状況や年収、さらに融資希望額によっても審査に通らなくなってしまう場合があります。 また、短期間の内に複数の銀行や貸金業者にカードローンの申し込みをしている場合にも、たとえ契約に至っていなかったとしても審査に通りにくくなってしまう可能性があります。
カードローンの申し込み状況は、銀行や貸金業者が審査の際に参照する信用情報機関に登録されてしまいます。 一般的に、1ヶ月に3社以上にカードローンの申し込みをしていると審査に通りにくくなるので注意が必要です。
また、審査条件が厳しい分審査に時間がかかるというデメリットもあります。 消費者金融や信販会社は即日融資可能と謳っているものも少なくありませんが、銀行の場合は融資額によって、審査に数日から数週間かかる場合もあります。
銀行によっては、カードローンの契約条件に普通預金口座の開設がある場合もあります。 すでに複数の口座を持っている人にとっては、口座管理や入出金の管理が煩雑になるといったデメリットがあります。
銀行系カードローンは、返済ができなくなってしまった場合の対応が厳しいというデメリットもあります。 返済不能になった場合の対応は銀行によってさまざまですが、口座が差し押さえられる、債権回収業者に債権が譲渡されるなど厳しい対応が多くなっています。
安定した収入の無い人や現在複数社からの借り入れがある人、過去に消費者金融や銀行との取引きで問題があった人、融資を急いでいる人は銀行カードローンにはあまり向いていないでしょう。
そういった方は、信頼できる消費者金融や信販会社のカードローンを利用するのがおすすめです。