お金を借りる時に気を付ける事は何と言っても返済計画がしっかりとしているかどうかでしょう。
現在では消費者金融やクレジットカード、銀行のカードローンなど気軽にお金を借りる事ができる時代です。 社会自体もキャッシュレス化しつつありますので、好むと好まざるとに関わらずカードで決算をするケースが増えています。
特にクレジットカードや銀行系のカードを持っていればATMから簡単に十万円単位でお金が借りられるという事もあります。 もし複数のカードを持っていれば、あっという間に100万円近い借金が出来てしまう計算になります。
もちろんほとんどの方がご自分の収入を見ながら借り入れをしている事でしょうが、いちいち審査をしなくても自由に限度額までキャッシングやショッピングができる環境ではつい借り過ぎを起こしてしまう危険があるのです。 それで中には歯止めが効かなくて返済に苦しんでいる方もいらっしゃいます。
そうなると借金を返済するためにお金を借りるといった自転車操業に陥ってしまうケースもあります。
2010年度に作られた貸金法の改正案では収入の3分の1までしか融資をしてはいけないと貸金業者に義務付けましたが、ショッピングのローンと銀行系のカードローンはその制限を受けません。
あちこちのカードを持っている方はこの借り過ぎには十分に注意をしたいものです。 借金返済がどうしても不可能になった場合は債務整理をしなければなりません。
例えば自己破産をしますとブラックになりますので、その後10年間は新規の借金ができなくなります。 また持っているクレジットカードや銀行のカードローンも契約破棄になります。
もちろん自己破産の時に全ての財産を失いますので、その後の生活は収入で得た現金で賄う事になります。 現代社会でカードを使えない不便さは皆さんが十分に理解しているでしょう。
そうならない為にも収入と返済のバランスをしっかりと考えて、効果的にキャッシングをする様にしたいものです。