結婚には様々な費用が発生します。
特に、結婚式となると予想以上の出費となってしまう事が多く、式場の支払いは前払いが前提となっています。 貯蓄を減らさずに希望通りの式を挙げるには、予算と返済計画を立てることが必要です。
お金を借りる方法としてブライダルローンの利用率は高いです。 300万円が上限となっている金融機関が多く、キャッシングに適用される総量規制外なので、年収の1/3以内という借り入れの規制を受けないのが特徴です。 金利は固定制、返済期間は5年から10年が一般的です。
返済期間が長いことで、利用しやすいように感じられますが、返済額をトータルで計算するとキャッシングよりも高い費用がかかってしまうこともあります。 さらに、結婚によって必要となる費用は式ばかりでなく、生活基盤の整備も必要です。 その場合、10年の返済期間が負担となってしまうことがあるので、借り入れを決める前に人生設計なども熟考する必要があります。
ブライダルローンでもキャッシングでも、お金を借りる場合には必ず金利がかかることを認識しておくことが必要です。
返済には元金に金利分が加算されますし、返済期間が長くなるほど金利が余分にかかることになります。 お金を借りる予定にしているのなら、利用したい金融機関のサイトなどから返済シミュレーションを試してみると返済計画が立てやすくなります。
借り入れ予定額の入力をし、支払い回数を入力すれば月々の返済予定額が分かります。 また、返済額には均等、ボーナス併用を選ぶこともできるので、複数のパターンを試してみると安心です。
結婚で必要になるのは式の費用ばかりではありません。 ローンで上限いっぱいにお金を借りると、その後の住宅や教育資金の調達に窮することもあります。
無理な返済計画を立てる必要はありませんが、返済期間はできるだけ短いほうが後々のためになります。 キャッシングローンは金利が高めになりますが、返済期間が短い場合には、トータルで考えると安上がりになることもあります。