金融ブラックになってしまうと簡単にはお金を借りる事が出来なくなります。
債務整理や借金返済の強制執行などの金融事故を起こしてしまいますと、その時点で信用情報機関に事故処理の記載がなされて、それまで持っていたクレジットカードも使えなくなります。 自己破産などで全ての借金が清算された後ならば近々の返済の必要はなくなりますので、無理やりお金を借りる事もないのですが、生活を進めていくうちに金銭的に苦しくなる事があるでしょう。
それでも新たな融資が受けられないのがブラックの方々の大きなデメリットと言えます。 そんな時に気を付けたいのが闇金の誘惑です。
債務整理をした情報などをどこからか入手して向こうから接近してくることがあります。
闇金はいつの時代も危険な存在です。
たとえば闇金から10万円のお金を借りる時に十日間で返済をするという約束を交わしたとしましょう。 利息は十日で1万円だという事で、それならばなんとかなると考えるかもしれません。 ですがこれは年利に直すと365%になります。 まして遅延をした場合は年利1000%ぐらいを吹っかけてくるのが彼等の常とう手段です。
そんなとてつもない高利ではとても返済する事が出来ません。 最近の闇金は昔の様に暴力や表立った嫌がらせ、証拠が残る攻撃はしてきません。 ですが家族や友人や勤め先に苦情の電話を入れて精神的にプレッシャーを架けてきます。
最終的には職にも付けず住む場所もままならなくなってしまうでしょう。 ですから闇金からはどんな事情があってもお金を借りる事はしない様にしましょう。
最近では小規模の消費者金融でブラックの方でも少額の融資をしているところがあります。 年利18%と利息制限の上限あたりになりますが、保証人不要で融資をしてくれますので、闇金などに行く前に相談をすると良いでしょう。
例えブラックになったとしても5年間・10年間を我慢すればまた普通に金融から融資が受けられるようになります。 ですからその間はじっと我慢の子でしのぎましょう。