お金を借りる場合は銀行などのクレジットカードによるキャッシングか消費者金融のキャッシングがあります。
一般的に銀行系のキャッシングは利息が低いのでそちらを利用するとメリットは大きいです。 利率は平均して年利14%前後です。
しかし、審査が厳しいので必ずしも誰でもが利用できるとは限りません。 またクレジットカードのキャッシング枠も限定的です。 普通は10万円~20万円といったところでしょう。
大きな金額のお金を借りる時はそれでは間に合わない事もあるかもしれません。 その点、消費者金融は融資枠が大きく、もう少し審査が緩いという利点があります。
確かに利息は年利で18%に近いものがほとんどで、ちょっと高利のイメージがありますが、2010年度に改正された貸金法のおかげでそれまで29.2%までの利息を付けていた時代に比べるとかなり安心して利用できるようになったと言えます。 また、最近では消費者金融のサービスが向上しています。
無利息期間があったり、保証人が必要のない融資もありますので使い勝手も良くなっています。
また貸金法の改正で、利息制限法の見直しと同時に行われたのが総量規制です。
収入の3分の1までを上限にしてお金を借りる条件が付加されました。 これも以前の乱雑な過剰融資で家庭崩壊を多数発生させた事への対応策になっています。
この法律は貸金業者に義務化された法律ですので、違反をすれば貸金業者が罰則を受けます。 ですから消費者金融は慎重になって融資を行う様になっています。
こうして実際に総量規制のおかげで返済不能になるケースが抑制されています。 ただし銀行系のカードローンはこの規制を受けません。
ですから複数のカードでお金を借りる時はご自分が今抱えている借金の総額、もちろんショッピングの分割分もプラスして、その上で返済可能な金額に抑える工夫をしましょう。 銀行系のクレジットカードと消費者金融のカードはこの様に特徴が違いますので、利用の際はご自分の事情に合わせて選ぶと良いでしょう。