返済方法と支払う利息の関係性を見てみよう
分割払い
キャッシングやカードローンでお金を借りる時は返済について考慮しなければなりませんが、その返済の仕方には様々なものがあります。
一括払いや2回払いは最も利息がかからない返済方法として知られていますが、キャッシングやカードローンでこの支払いを選ぶ人は稀で、実際には分割払いで支払っていくことが多いです。
分割払いはその名前が示す通り、支払いを3回以上に分けて行う返済方法を指します。 元金均等と元利均等の2種類があるのですが、どちらを選ぶかはお金を借りる人の好みです。
元金均等は毎月の支払分の元金が定額でそこに利息を上乗せする方法で、元利均等は毎月の支払分が定額になる方法です。 元金均等の方が元金をしっかり返済できる分、利息的にはお得ですが、元利均等の方にも返済の管理がしやすいというメリットがあります。
元金均等は、初めのうちの支払いが多くなりやすいので、お金を借りた直後の負担が大きくなっても構わないという人に向いています。
残高スライドリボルビング払い
キャッシングやカードローンの返済方法で分割払いと並ぶ代表的なものがリボルビング払いです。
それもリボルビング払いはリボルビング払いでも、残高スライドリボルビング払いを採用していることが多くあります。 残高スライドリボルビング払いは、借り入れ残高によって毎月の支払い額が変動するというタイプの返済方法です。
借り入れ残高が高ければ高いほど毎月の返済額も大きくなるので、支払っていけば支払っていくほど返済の負担が軽減していくことになります。 ただし、残高スライドリボルビング払いには注意点もあります。
それは返済の負担が軽減することから、返済の後半でなかなか完済できなくなる可能性があることです。 完済できなくなるケースを避けるためには最低返済額（毎月返済しなければならない額）以上のお金を積極的に支払っていくことが重要です。
完済するのが早ければ早いほど利息もお得になります。